シンディの1日 夜 |
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| 帰りの電車の中 揺られていると 女の人の声が聞こえた。 女「この人痴漢です!!」 シンディ(んっ?俺か?俺は何もやっていないぞ。)と思って 声の聞こえてきたほうをみると 覆面をした明らかに怪しい男が数人に捕らえられている。 男「俺は何もやっていない!無実だ!!」 どこかで聞いたことがある声だ。 それに、体型も見たことがある。 男「俺が痴漢した証拠がどこにあるんだ!!」 覆面がはずされた。 シンディ「あ…あいつは…。」 なんと捕まっていたのは シンディと同じ学校に通っていたHEROだった。 シンディ「アイツとうとう犯罪を犯してしまったか。 カイザーが言ってたことが本当になったな。」 シンディは、カイザーが学生の時に言っていたことを思い出した。
カイザー「最近、HEROがクラスの女の子の体ばっかしさわっとる。 いつか、アイツは痴漢で捕まりよる。」
シンディ「まさか、本当になるとはな。 まぁアイツがどうなろうと俺には関係ないがな。」
HEROは男性数人に体をロックされた状態で連行されていった。
そのまま揺られること30分。 電車は、駅に着いた。
シンディ「まさかな~。アイツが本当の犯罪者になるとは… 俺もそうなると感じてはいたが…。」 独り言を言いながら携帯を見ると5月10日の18:50分とでていた。 シンディ「もうこんな時間か~。 んっ?5月10日!? 声優グランプリの発売日じゃねぇか!」 声優グランプリの6月号の表紙を飾っているのは カイザーとリョヲである。 発売の1週間前にリョヲからメールで知らされていたのだ。
本屋にダッシュで向かうシンディ。
本屋に入ってすぐに声優グランプリを発見。 シンディ「お~っと あった~。これこれ」 すぐにレジに持って行き精算する。 精算を済まして本屋を出るとダッシュで家に帰った。
ガチャ シンディ「たっだいま~!」 姉「おせぇよ ハゲ。」 =(´□`)⇒グサッ!! ツンデレ姉ちゃんからのクリティカルヒット。 シンディ「はぅ。」 母「もう、そんなこと言わへんの。 この子もはげてること気にしてんねんから。」 シンディ「はげてねぇよ!」 ツンデレ姉「あっはっはっはっはっはっ! ケッサクやし。」 シンディ「笑うんじゃねぇよ」 母「もう、あんたもそんなとこでぼーっと立っとらんと さっさと手ぇ洗ってきぃ」 シンディ「はいはい。わかりましたよ。」 トボトボと洗面所まで毛を落としながら歩いていくシンディ シンディ「はげてない、はげてない、はげてない…。」 シンディのテンションはブルーになった。
今日の夕食は、カレーだった。 シンディの家庭では夕食がカレーだと 3日ぐらいカレーが続く。 だから、ますますテンションがさがった。
シンディは、夕食を食べ終わるとすぐに 自分の部屋に行った。 そして、買ったばかりの声優グランプリを読みあさる。 するとオーディション開催のお知らせが載ってあった。 シンディ「オーディションか~。 受けてみようかな。未来を育てるオーディション」
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5月17日(水)05:17 | トラックバック(0) | コメント(2) | 書き物 | 管理
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