シンディの一日 昼 その1 |
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痛快エブリデイを見終わって シンディは溜息をついた。
シンディ「はぁ~。もう昼か~。」 ブツクサ言いながらキッチンに行く。 シンディ「ラーメンは、朝に食べたからな~。 焼き飯でも作るか。」 鼻歌を歌いながら冷蔵庫を開け、卵を取り出す。 シンディ「え~っと、飯、飯、飯はどこだ~?」 そういいながら炊飯器を開ける。 ボワッ 湯気とともに何かが出てきた。 和敬「くのくのくの!」 シンディ「のわっ!!」 いきなり炊飯器の中から和敬が出てきたので 驚いて尻餅をついた。 シンディ「なんでオメーが俺んちの炊飯器の中にいんだよ!」 和敬「なんだ、ここはシンディの家か? しょぼい家だな。 俺が見た感じお前の親の年収は せいぜい500万ぐらいってとこだな。 そんな感じがするぜ。」 シンディ「大きなお世話じゃ!!」 和敬「そういえばお前、ぷー太郎だったよな?」 シンディ「オメーには関係ねぇよ!!」 和敬「そうかい。俺はてっきり自分の実力のなさを実感して この業界で生きることをあきらめたもんだとおもってたぜ。」 シンディ「勝手に決めんなよ。」 和敬「まっ、せいぜい頑張りな。 どんだけ頑張っても俺には追いつけないけどな。 あーはっはっはっは!」 ボワッ 和敬は、炊飯器の中に吸い込まれていった。 シンディ「なんだったんだよアイツは~。 アイツのせいで飯食う気なくしたよ。」 そう言って再び部屋に戻った。 部屋に戻ると「笑っていいとも」が始まっていた。 シンディ「いいともがやってるってことは… キッチンでアイツと30分以上も喋ってたのか!?」 時間を無駄に使ってしまったと悔やむシンディ。 いいともをいつもの様にぼーっと見ていると 見たことのある人物が映った。 ?「これが青春のときめきよ!!」 売れっ子ピン芸人の山田Kである。 この山田Kは、シンディがデビューする前に コンビを組んでいた相方である。 シンディ「コンビ解散してから波に乗ってるよな~。 それに、同期のカイザーやリョヲは売れっ子声優。 ナルは女優。 サムなんて学生デビューして 学校卒業と同時にハリケーン全店を買収だもんな~。 俺は…、俺は、いったい何やってんだろ?」 テレビ画面の向こうでは山田Kがテレビショッピングのネタをしている。 山田「やぁボブ何してるんだい? えっ?腹筋を鍛えてる? それならこれさぁ。」 デビュー前に二人でよくやっていたネタだ。 それを、山田Kが一人でやっている。 しかも、全国ネットで。 シンディ「テレビ見ててもつまんねぇから出かけるか。」 そう言ってテレビの電源を切ると 財布と携帯をズボンのポケットに入れ 出かける準備をした。 シンディ「梅田にでも行ってみるか?」 忘れ物がないかをチェックしてから家の鍵をかけた。 自転車か歩きで駅に行くか迷ったが 近くの駅まで歩いて10分くらいなので 歩いて駅までいった。 駅に着いて改札を通ると ちょうど電車が来ていたのでそれに乗る。 電車で揺られること40~50分。 梅田に到着。
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5月17日(水)03:35 | トラックバック(0) | コメント(3) | 書き物 | 管理
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わーい
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| ペペロンチーノ!! ぺペロンチン!
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by モレゴッチャ | 5月17日(水)05:37
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( ´Д`)
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| ぺペロンチンってなんやねん?
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by HERO | HP | 5月17日(水)05:56
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