HEROの○○な日記
 
天剣絶倒
 


私たちの体と心:均等法20年/1 休暇、逆に取りづらく

 男女雇用機会均等法が施行されて20年。女性に閉ざされていた職場が開かれ、昇進・昇格の道筋も見えてきたが、その代償もある。男性と同じ働き方を求められる半面、体力差や母性保護への配慮は不十分になりがちで、心身の変調を訴える女性たちの声が絶えない。また、キャリアとの二者択一を迫られ、結婚や出産の決断が下せないという悩みの声もある。均等法の下、働く女性たちの体と心の今を追った。

 ◇深夜労働・ストレス、月経痛ひどく--「体の声に耳傾けて」

 「おなかの中が鉄の棒でグリグリ押されているみたいで、ずしんと下半身が重くなる。子宮のトラブルかなとは思っていたんですが……」


包む 東京都北区に住むサチコさん(27)は、大学卒業後、大手メーカーに就職した直後から、度々激しい腹痛に襲われるようになった。イライラが募り、自宅でティッシュの箱を壁に投げつけたりもした。

 女性総合職として初めて財務部に配属され、決算期は午前2時に会社を出る。新婚の夫と顔を合わせるのも1週間に1度程度だった。100億円単位の計算が求められ、1円の間違いも許されない。「自分がロボットになった気がした」。婦人科で、ホルモンのバランスが崩れ心身が不安定になる「月経前症候群」(PMS)と診断された。



8月3日(木)00:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | (゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚) | 管理

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